Guide1 日阪の染色機とは
繊維産業で活躍する日阪の染色機
繊維産業との関わり
ここでは、繊維産業において日阪の染色機がどういった役割を果たしているか、また、どのような場面で使用されているかについてご紹介します。
日本の繊維産業は、製造・流通段階で分業体制が取られており、多様な業種で構成されています。これを川の流れにたとえ、川上・川中・川下と区分して表現することがあります。
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- 川上
- 素材流通
- 原糸・原料 など
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- 川中
- 中間製品流通
- 糸染 撚糸 編織
染色 加工 縫製 など
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- 川下
- 製品流通
- 卸売り 小売り
流通 販売 など
- 川上
- 糸の製造を指し、原糸メーカーや製糸工場、原糸を輸入する商社がここに含まれます。
- 川中
- 糸の加工から縫製までを指し、この中に染色機が活躍する染色の工程が含まれます。
- 川下
- 卸売りから小売り、輸出などの業種がここに含まれます。
日阪の染色機が使われている業種は「川中」の工程にあたる、染色整理業です。
「川中」には特に様々な業種が携わっており、糸の加工では撚糸業・仮撚り業・製糸業・サイジング業などがあります。
その糸の編・織をするのが、編物製造業・織物製造業です。
そういった糸や布帛に、私たちの生活に欠かせない様々な特性を付与するのが染色整理業となります。
この染色整理業の工場で活躍しているのが、日阪で製作している染色機です。
糸や生地を染める「染色」だけでなく、前処理加工として行う「精練」や、風合いを出すための「リラックス」、最終製品に併せて必要とされる「機能性加工」の処理など、様々な用途で日阪の染色機は活躍しています。
日阪の染色機から生まれる製品一例
環境への取り組み
繊維産業においても、環境への取り組みは非常に重要なテーマとなります。日阪も例外ではなく、染色整理業の工場で当社の製品を使用してもらう中で、環境への貢献ができるような機械・システムを提案しています。
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- 機械・システムにより
節水を行えます。
- 機械・システムにより
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- 新技術の開発により、
地球環境への負担軽減に
貢献しています。
- 新技術の開発により、
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- 染色排液の削減に
努めています。
- 染色排液の削減に
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- 水の使用量削減に
努めています。
- 水の使用量削減に
染色加工は多量の水を使用しますが、水の使用には膨大なエネルギーが必要です。染色機で省エネ・節水を図ることがエネルギーの削減につながり、環境への貢献が可能となります。
日阪は接続可能な開発目標(SDGs)を支援しています。