メンテナンスサポート｜日阪製作所 プロセスエンジニアリング事業本部

定期点検

年一回の第一種圧力容器の性能検査だけでは、殺菌機の安全性や性能は維持出来ません。
日常点検や定期点検を実施し、状態に応じた整備が必要です。
専門のサービス員が重要な箇所をチェック・調整し設備の不具合を診断させて頂く「定期点検」を おすすめ致します。

装置メーカーならではの点検内容

定期点検後に機械の試運転を実施

各種バルブの動作はもちろん工程ごとの動作を把握している作業員を派遣します。

メンテンナンスのアドバイス

優先順位を決め計画的なメンテナンスをご提案します。

データトレース（小型温度ロガー）で処理槽内温度を測定

センサーにズレがないか確認します。（簡易キャリブレーション）
※ズレが大きい場合はキャリブレーションをご提案します。

点検内容

熱水貯湯式レトルト殺菌装置の場合

点検項目

1. 1自動運転動作チェック
2. 2自動バルブの動作チェック
3. 3ポンプの運転動作チェック
4. 4シリンダーバルブのシートに洩れが無いかチェック
5. 5エジェクター空気導入部の逆止弁の洩れが無いかチェック
6. 6給水逆止弁の洩れが無いかチェック
7. 7空気抜きサイレンサーの目詰まりが無いかチェック
8. 8自動バルブシート部に洩れが無いかチェック
9. 9フィルター付き減圧弁のチェック
10. 10エアーコンプレッサーの運転動作チェック
11. 11液面計チェック
12. 12電極棒及び保持器チェック
13. 13検出端の動作チェック
14. 14温度指示調節計の指示調節動作チェック
15. 15圧力指示調節計の指示調節動作チェック

1. 16温度圧力記録計の記録指示動作チェック
2. 17保持車の出し入れチェック
3. 18蓋開閉動作のチェック
4. 19手動バルブの開度は正常かチェック
5. 20温水槽の犠牲材並びに、アルミニュウム製の巣板の消耗状態のチェック
6. 21回転体の動作チェック（回転式のみ）
7. 22押え装置の動作チェック（回転式のみ）
8. 23各部液洩れ及び、エアー洩れは無いかチェック
9. 24運転操作に誤りは無いかチェック
10. 25スペアパーツの保有状況をチェック
11. 26シーケンサーのバッテリー交換状況をチェック
12. 27周辺環境チェック
13. 28温度指示調節計の指示精度チェック
14. 29データトレースで処理槽内温度を測定し温度ズレがないかチェック

点検整備不良が招くリスク（レトルト殺菌装置の場合）

圧力異常

商品が変形・破袋することがあります。

温度異常

温度が低い場合、未殺菌になります。
温度が高い場合、過殺菌になります。

その他

動作異常が起きると工程が途中で停止、生産が止まります。
100℃以上の熱水または蒸気が噴出す可能性があるので危険です。
トラブルによる製品の廃棄リスクが高くなります。

定期点検による予防保全でトラブルを未然に防ぎ、急な出費がなくなり結果的にトータルコストで保守管理費用を節約することができます。

予防保全

主要制御機器のリプレース

生産中止になったシーケンサ又は表示器などを最新の機器にリプレースし、運転確認から生産立ち会いまで一貫対応します。
既存の配線をそのまま利用し、代替機器も組み立てた物を持ち込むため、工事期間も1～2日と短時間です。

（例）シーケンサリプレースの流れ

• 
• 
• 

• お客様の生産状況に合わせた提案
• 他メーカーへの置き換えも対応可能
• 製造メーカーが提供する安心・安全
• 現地調査から動作確認まで一貫したサービスを実施
• 更新後の対応などアフターフォローも充実
• 納期については、状況により調整可能

生産中止・保守中止機種は、こちらに記載しております。

主な生産中止品

日阪製　販売終了品、修理対応終了品

Windows7からWindows10の対応
マイクロソフト社の延長サポートが2020年１月14日で終了となります。弊社が納入しています各アプリケーションソフトウェアにつきましては、営業担当またはご相談窓口へご連絡ください