当社ではリスク管理の実践において、事業の持続可能な発展を確保するとともに社会的責任の達成に寄与すること
及びリスク管理が新たな利益獲得の機会であることを認識する旨などを方針に掲げており、「リスク管理規程」の
もとリスク管理のプロセスを運用しています。

「リスク管理規程」ではリスク管理に関する基本事項を規定しており、事業活動内にある幅広いリスクを把握・
管理する仕組みを定着させ、リスク低減活動を中心とした対応策を実施することで、リスク管理を行っています。

特に2023年度のリスクアセスメントでは、新たに気候変動が当社事業へ及ぼす影響を本リスクアセスメントで評価
することを目的として、各部門が所管する既存のリスクと気候変動の関連性を精査し事業への影響を特定しました。
加えて既存のリスクに対しても継続した本活動の取り組みによりリスク対策が実施され、継続したモニタリングを
行っております。

結果として268項目に対して多角的な影響度評価によるリスク評価を行い、2022年度同様に基幹業務や経営及び
ビジネス戦略上において対応すべき優先項目（全体として6％程度）が挙げられました。
対応すべき項目については事業計画に落とし込み、対応を図ってまいります。