ISO45001は、安全で健康的な職場環境の構築や、労働災害の予防などを通じて、継続的な労働安全衛生の向上を図るための国際規格です。 創業以来、独自の労働安全衛生活動を実施してきた日阪製作所では、生産拠点である鴻池事業所で本認証を取得いたしました。 今後も誠心(まごころ)に安全を添えた製品をお客様に提供いたします。
日阪製作所は、社是「豊かな人間性の追求」の基盤となる、すべての従業員の心と身体の健康を大切に考えます。
会社の健全な成長は、すべての従業員の健康に支えられており、会社と従業員とその家族が力を合わせて、心と身体の健康づくりを推進していきます。
私たちは、心と身体の健康を増進し、活力ある社員集団を実現します(『HISAKA MIND』五原則「安全安心」)。
会社と従業員の共同体としての組織的な相互関与と、プラス型人材としての自律的な自助努力(より高く、より広く、より深く)によって実現されると考えます。
心と身体の健康のためには、日々を安全に生き生きと活力のある状態で過ごすことがとても大切です。
そのために当社は、次の3つの方針で各種の活動を展開します。
1.心と身体の健康
2.心理的・物理的に安全な職場環境
3.成長を通じた自己効力感の向上(活力ある社員集団)
▲日阪におけるサステナビリティ・
人的資本・健康経営との位置づけ
社員が心身ともに健康で働きがいを持って仕事に取り組むことにより、業務の生産性は高まり、企業の持続的成長や顧客への提供価値向上にもつながります。
当社では健康経営を推進するため、「アブセンティーイズム」「プレゼンティーイズム」「ワークエンゲージメント」をKPIとして設定して、PDCAを回していきます。
指標 | 指標の定義 | 2022 | 2023 | 2024 | 目標値 |
---|---|---|---|---|---|
アブセンティーイズム | 休職率:傷病休職日数の全従業員平均 | 0.66 | 1.09 | ー | 1%未満 |
プレゼンティーイズム | ストレスチェック結果からの パフォーマンス発揮割合 |
79.7 | 81.4 | 81.0 | 85 |
ワークエンゲージメント | エンゲージメント調査結果(偏差値) | 49.3 | 49.9 | 50.4 | 51 |
社員の健康の維持・増進のためには、自分を知り、主体的に自らの健康課題を把握し、生活習慣の改善に努めていく必要があり、特に喫煙の習慣は健康に大きな影響を及ぼします。
また、社員の成長や組織の活性化には、対話を通してお互いを知ることがとても重要です。
当社では「健康診断受診率」「ストレスチェック回答率」「ストレスチェック高ストレス者率」「喫煙率」「1on1ミーティング実施率」の5つの指標を維持・向上していくことが、健康経営全体のKPI改善につながると考えております。
指標 | 2022 | 2023 | 2024 | 指標 |
---|---|---|---|---|
健康診断受診率 | 100% | 100% | 100% | 100%維持 |
ストレスチェック回答率 | 97.0% | 98.1% | 98.4% | 95%以上 |
ストレスチェック高ストレス者率 | 11.9% | 10.9% | 11.5% | 10%以下 |
喫煙率 | 25.0% | 24.3% | 23.8% | 20%以下 |
1on1ミーティング実施率 | 2024年度から実施 | ー | 90%以上 |